(2)ざっくり 

子育ては「タスク」ではないのです

たとえば、家族のレジャーの予定などは、「〇時に▲▲電車に乗って、〇時に□□を見て……」と細かく決めたくなるものです。でも、子どもに関することは、仕事とは異なり「ざっくり」と考えておくほうがストレスフリー。子どもは「タスク」ではありません。むしろ予定どおりにいかない、動かないと思っておけば、心にも時間にも余裕が生まれます。

(3)スローガン言葉はNG

「~しなくちゃ!」にとらわれないように

「もっとがんばろう」といったスローガン言葉を、人は無意識に何度も心の中に浮かべると言われます。一見前向きですが、スローガン言葉は実はとてもあいまいなので、心がモヤモヤしがちなのです。そこで、「朝15分早く起きて、新聞を読もう」など、がんばりたい目的を具体的にしましょう。これで、実際に動くことができます。

目的を具体的にする
目的を具体的にする

(4)任せる

人に「振る」スキルを上げよう

なんでもひとりでがんばっていたのでは「どうして私ばかり……」と不満が爆発。「任せる」こともスキルです。家事に忙しいママなら、たとえば家事経験が浅いパパでも、任せてみては。「知識&経験ゼロ」の新人と思って、わかりやすいところからスタート。意外な才能を発揮するかもしれません。「掃除機をかけておいて」→「リビングに掃除機をかけておいて」という具合に、任せる際の指示は「具体的」に。感謝のことばも定着のコツです。

任せる際の指示は具体的に
任せる際の指示は具体的に

(5)小さく  

目標や行動は小さめに設定

なにか目標を達成するには、そのために今できる「小さなこと」から行動を起こして、クリアすること。ここで達成感を得ると、次はこれ、その次はこれという具合に、自然に「次にやるべきこと」が見えてきます。こうして無理なく当初の目標に近づけるはず。はじめは「小さく」がコツなのです。

(6)自分時間

積極的に確保する

趣味や勉強など、ママやパパも自分の好きなことに没頭できる時間をもちましょう。どうしても子どもの予定を優先しがちですが、それと同じくらい、自分の時間も大切に考えます。この時間を過ごすことで、自分にも家族にも余裕をもって接することができます。

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