撮影/写真部・松永卓也
撮影/写真部・松永卓也

 現在3歳になる男の子を育てるryuchellりゅうちぇる)さんとpecoぺこ)さん。「無理なときは、サボったっていい」「叱っても愛を伝えるのが大事」など、夫婦が発信する“子育て論”に、SNSでは「救われた」「ためになる」など、共感の声も寄せられています。そんな二人が、日々の育児について、交互で語る連載「ryuchell&pecoの子育て日記」。今回は、ryuchellさんに、子どもの夢とどう向き合っているのか、聞きました。

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 子どもに「将来なにがしたい?」って聞くと、「ダンスがしたい!」っていいます。ディズニーのダンサーみたいに踊るのに憧れて、そうなるのが夢なんです。「絶対できるよ」と僕も応援しています。

 少し前までは「ダダ(パパ)みたいにテレビに出たい」って言っていたんですが、今ではダンサーです(笑)

 このままダンスが好きで、それが将来のお仕事になるのであれば、とてもいいことだと思いますが、「やっぱりおまわりさんになりたい」とか、これから違う夢を見つけることになるかもしれない。

 だから、その都度、好きなことをどんどんやっていけばいいと思うんです。それで本当に好きなことを見つけることにつながればなと思っています。

 ダンスが好きなので、いまはクラシックバレエを習っていますが、恐竜や車も大好きです。だから、恐竜とか車のおもちゃで遊んだり、図鑑とかを見たり、博物館やテーマパークに連れて行ったり、イベントに参加したりとかしています。

 自分の好きな気持ちを大切にできる子、好きなことが好きなんだと言える子に育ってほしいです。

 本人が好きなら、ゲームでもいいです。少し前の世代だと、子どもがゲームに熱中していたら嫌だという人もいると思いますが、いまではプロゲーマーもいて、稼げますからね。ゲームの開発者も立派なお仕事です。

 子どもの「好き」に親がどう向き合うかも大切なことですね。

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ryuchell & peco

ryuchell & peco

ryuchell タレント・株式会社比嘉企画代表取締役。1995年生まれ、沖縄県出身。個性的なファッションと強烈なキャラクターで注目を集め、パートナーのpecoと多数のバラエティ番組に出演。pecoと入籍し、一児の父となった現在は育児やSDGs・報道番組への出演など活動の幅を広げ、2020年よりNHK「高校講座・家庭総合」のMCを務める。自身SNSでの”自己肯定感”に関する発信がたびたび話題となり、2021年に初の著書となる「こんな世の中で生きていくしかないなら」を出版。現在は女性誌等で5本の連載を持つ。 peco モデル・タレント。1995年6月30日生まれ、大阪府出身。原宿系ファッションのカリスマ読者モデルとして10代を中心に人気を集める。パートナーのryuchellとバラエティ番組やTVCMに多数出演。一児の母となった現在は育児や生活の様子を投稿したSNSが人気。

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なぜ子どもの間違いをたださないのか