撮影/写真部・松永卓也
撮影/写真部・松永卓也

 現在3歳になる男の子を育てるryuchellりゅうちぇる)さんとpecoぺこ)さん。「無理なときは、サボったっていい」「叱っても愛を伝えるのが大事」など、夫婦が発信する“子育て論”に、SNSでは「救われた」「ためになる」など、共感の声も寄せられています。そんな二人が、日々の育児について、交互で語る連載「ryuchell&pecoの子育て日記」。今回は、pecoさんに、結婚後、出産後にryuchellさんに対して意識がどう変わったか、について聞きました。

【画像】pecoさん、ryuchellさんのラブラブな雰囲気が伝わってくる写真

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 結婚したり、子どもが生まれたりしたら、夫に対する意識が変わったとか、色々ありますよね。

 私の場合は、結婚前から同棲していたので、結婚後に意識が変わったというのはなかったです。カップルの延長みたいな感じで。

 大きく変わったのは、今の息子を妊娠した後です。妊娠がわかってからryuchellの意識が一気に変わったんですよ。

 もう「パパになるんだ」という意識が強くなって、私よりも出産のための準備をたくさんしてくれました。

 入院するまでに準備するべきものとか、やらなくちゃいけない手続きとか、調べたのをまとめて私に見せてくれたりしました。入院バックの中身も買ってきてくれて、陣痛のときにいきみ逃がしで使うテニスボールとか、ストローのついたペットボトルのフタも用意してくれました(笑)。出産後は出生届けも出してくれました。私は調べることが苦手なんですが、「これはぼくがやるね」と言って。

 ryuchellの優しさが今まで以上にいっぱい見えたと感じました。

 子どもが生まれたあとも、ryuchellは子どもを中心にした生活を頑張ってくれていて、とても尊敬しているところです。

 例えば、30分くらいしかなくてもryuchellは仕事の合間を縫って子どもと遊ぶために家に帰ってきてくれます。

 ryuchellはマッサージに行くのが大好きなんですが、仕事が早く終わったときとか、「早く終わったからマッサージ行ってきていいかな?」ではなくて、「早く終わったから、子どもを早めに寝かしつけて、そのあとにマッサージに行ってきていい?」って絶対に聞くんですよ。

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ryuchell & peco

ryuchell & peco

ryuchell タレント・株式会社比嘉企画代表取締役。1995年生まれ、沖縄県出身。個性的なファッションと強烈なキャラクターで注目を集め、パートナーのpecoと多数のバラエティ番組に出演。pecoと入籍し、一児の父となった現在は育児やSDGs・報道番組への出演など活動の幅を広げ、2020年よりNHK「高校講座・家庭総合」のMCを務める。自身SNSでの”自己肯定感”に関する発信がたびたび話題となり、2021年に初の著書となる「こんな世の中で生きていくしかないなら」を出版。現在は女性誌等で5本の連載を持つ。 peco モデル・タレント。1995年6月30日生まれ、大阪府出身。原宿系ファッションのカリスマ読者モデルとして10代を中心に人気を集める。パートナーのryuchellとバラエティ番組やTVCMに多数出演。一児の母となった現在は育児や生活の様子を投稿したSNSが人気。

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結婚後、妊娠後でも変わらないものとは