竹原医師(撮影/張 溢文)
竹原医師(撮影/張 溢文)

激務や多忙で知られる医師の仕事だが、近年は医師の「働き方改革」も推進され、ワーク・ライフ・バランスが重視されつつある。日の出とともに海へ行き、サーフィンで「心身をリセット」して日々の仕事に新たな気持ちで向き合う。そんな生活を実践している亀田総合病院(千葉県)麻酔科医長の竹原由佳医師に、発売中の週刊朝日ムック『医者と医学部がわかる2022』で話を聞いた(内容は取材時のものです)。

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 千葉県鴨川市の東条海岸は、太平洋に面した同県のなかでも有数のサーフスポットとして知られる。そんな場所で出勤前後にサーフィンをして楽しんでいるのが、東条海岸沿いに立つ千葉県南部の基幹病院、亀田総合病院麻酔科の竹原由佳医師だ。

「年間を通して日の出とともに起床します。夏は4時過ぎには海に行って1、2時間サーフィンをしてから仕事へ。仕事が終わった後も、暗くなるまでサーフィン。冬は、出勤前後は暗いので、休日に楽しんでいます」

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元々は工学系、ケガをきっかけに27歳で医師を目指す