毎年トレードの噂なども飛び交うが、今年で25歳と根尾、清宮らと同じく“これから”の選手。メジャーリーグで言えば、プロスペクトと呼ばれる若手有望株の範疇に入る世代でもある。

「各選手とも伸びしろは残されている。甲子園での活躍が鮮烈だっただけに同様の活躍を期待するがプロは甘い世界ではない。技術、体力などがプロの水準になってからが本当の勝負。持っているものが確かなのは間違いないので焦らず心が折れることがなければ、実力を発揮できる可能性もある。ファンやマスコミは長い目で見ることも必要です」(アマチュア球界に詳しいスポーツライター)

 全試合NHKで生中継される甲子園はスポーツファン以外も目にする機会は多い。活躍すれば名前や顔が国民の多くに知れ渡ることになり、必要以上に期待値が高まってしまうこともある。プロの選手として期待されることは素晴らしいことだが、元甲子園のスターたちにとってはつらい部分もあるだろう。