ともさかりえ
ともさかりえ

 4月からスタートする謎解きミステリードラマ「金田一少年の事件簿」(日本テレビ系)。8年ぶりとなる新シリーズでは、主人公の金田一一(きんだいち・はじめ)をなにわ男子・道枝駿佑が、ヒロインの七瀬美雪を上白石萌歌が演じる。

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 過去、何度も実写ドラマ化された“金田一”。初代シリーズは1995年に放送され、KinKi Kidsの堂本剛が主人公を演じて人気を集めたが、同作でヒロイン役に抜擢されブレークしたのがともさかりえ(42)だ。剛とのコンビも息ぴったりで、美雪といえば初代のともさかが印象に残っている人も多いだろう。

 その後も女優としてのキャリアを重ね、現在は主に脇役としてドラマや映画に出演しているが、SNS上での評判を見ると、「憧れのお姉さんだったから、私生活でいろいろあっても嫌いになれない」「昔も今も好きな女優の1人」など、今でも特に女性からの支持が高いようだ。

「12歳で芸能界デビューし、90年代後半に歌手としても活動するなど、アイドル的な人気を誇っていました。近年はベテラン女優として数々の作品に出演しています。2018年公開の映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』では、離婚して子どもとも離され、荒んだ暮らしを送る女性役を熱演。これまでのイメージを覆すようなやさぐれた演技で、母親の悲しみを巧みに表現していました。一方、2014年放送のNHK連続テレビ小説『花子とアン』の厳しい英語教師役など、知的な雰囲気の役もハマります。最近では2020年のドラマ『監察医 朝顔』で見せた、優しい義姉役も評判が良かった。コツコツと出演作を重ねて、良い女優に成長している印象があります」(テレビ情報誌の編集者) 

 幅の広い役を演じられる女優に成長したともさかだが、アラフォーとなった今もブレークした頃と変わらない華奢なルックスで、美しく歳を重ねているところも人気の要因だろう。

 自身のインスタグラムではたびたび私服姿を披露。昨年3月にはボーダーのトップスを着た写真、昨年12月にはデニムスカートに黒タイツ、ローファーをあわせた私服姿を公開。コメント欄でも「何でも着こなせてるなあ」と好意的な声が目立っている。料理を始めた20代前半からレシピノートを書き、日々の暮らしでは飾らないごく普通の料理を作っていることもインタビューなどで紹介されている。そうしたシンプルで丁寧なライフスタイルも支持を集める要因かもしれない。

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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