時間にしばられない「不動産投資」こそがサラリーマンの最適解
時間にしばられない「不動産投資」こそがサラリーマンの最適解

 現在の収入だけでは、老後資金などといった将来に不安がある。できることなら、会社勤めをしながら収入源をもっと増やしたい。でも、「忙しくて時間がない!」「投資なんてしている暇はない!」。そんな悩みを抱えているサラリーマンの方は多いのではないでしょうか。『3年で10億円を築いたサラリーマンが教える「お金を生む時間」のつくり方』の著者の荒木陽介さんに、サラリーマン生活と投資活動を両立させて資産形成するコツを聞きました。

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■たった3年での資産形成が可能だった秘密

 私は、いまでこそ、サラリーマンを続けながら投資家としても稼ぐ「サラリーマン投資家」です。しかし、7年ほど前までは私も、時間的な制約が大きいサラリーマン生活を送りながら資産形成するのは難しい……と、思い込んでいました。

 ところが、37歳のときに一念発起して、投資の世界に足を踏み入れ、考えが180度変わりました。不動産投資なら、サラリーマンであることのメリットを武器としてフル活用した資産形成が可能であることに気がついたのです。

 私のいまの総資産は20億円。総資産から負債を引いた純資産は2億円になりました。現在の半分、総資産10億円に達したのは、不動産投資を始めてから3年目のことでした。これは、周りの不動産投資仲間を見渡しても、かなり早いほうだと思います。

 なぜ、そのような早い資産形成が可能だったのか? その秘密は、私が入社以来ずっとサラリーマンとして磨いてきた「時短術」と「コミュニケーション術」にあります。

 まず、サラリーマン投資家にとって、「時間」は最初の原資です。「サラリーマンは、時間を制す者だけが資産を築ける」といっても過言ではありません。

 続いて、コミュニケーションが重要なのは、不動産投資がスピード勝負の世界だからです。ライバルの投資家よりも先に優良物件を手にするには、不動産投資を手助けしてくれる仲介会社などとの円滑なコミュニケーションを図り、機先を制する必要があります。

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節約と我慢や諦めのマイナスサイクルから解放された