撮影/写真部・松永卓也
撮影/写真部・松永卓也

 現在3歳になる男の子を育てるryuchellりゅうちぇる)さんとpecoぺこ)さん。「無理なときは、サボったっていい」「叱っても愛を伝えるのが大事」など、夫婦が発信する“子育て論”に、SNSでは「救われた」「ためになる」など、共感の声も寄せられています。そんな二人が、日々の育児について、交互で語る連載「ryuchell&pecoの子育て日記」。今回は、ryuchellさんが語る、子どもの習いごとについて。

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 いま息子はクラシックバレエに一生懸命取り組んでいます。

 きっかけは、東京ディズニーランドのダンスパレードですね。僕もぺこりんもディズニーが大好きで、よく行くんです。お家にはミッキーマウスのぬいぐるみもあって、息子も大好きです。

 特に、パレードダンサーに興味をひかれたみたいで、よく真似して踊っていました。それで、自然と音楽とダンスに息子が興味を持ち始めたんです。大きくなったら、パレードダンサーになりたいといっているくらいです。

 それでいろいろと調べたら、3歳からクラシックバレエを習い始められるということで、3歳になってすぐに始めました。レッスンは週1回、1時間程度。ダンスの中でもクラシックバレエを選んだのは、ぺこりんもやっていたからです。それに、バレエはダンスの基礎にもなるということなので、すごくいいなと思いました。

 始めてからもう半年が過ぎました。お家でバレエの話をしていたら、「それ僕、できるよ」といって、その場でターンをして踊りを見せてくれたりします。半年だけでもすごくのみ込みが早くて、僕も「すごい」と思うくらい。周りも褒めてくれています。本人も「こんなことができる」、「上手になっている」と自己肯定感が出てきているように思います。

 習いごとは、親のほうから「あれをやりなさい」「これもやったほうがいい」と言うのではなくて、子どもが自分で「やりたい」というものを習うのがいいと思います。僕やぺこりんから「これをやりなさい」というのはないですね。興味を示さないものはさせたくないです。

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ryuchell & peco

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ryuchell タレント・株式会社比嘉企画代表取締役。1995年生まれ、沖縄県出身。個性的なファッションと強烈なキャラクターで注目を集め、パートナーのpecoと多数のバラエティ番組に出演。pecoと入籍し、一児の父となった現在は育児やSDGs・報道番組への出演など活動の幅を広げ、2020年よりNHK「高校講座・家庭総合」のMCを務める。自身SNSでの”自己肯定感”に関する発信がたびたび話題となり、2021年に初の著書となる「こんな世の中で生きていくしかないなら」を出版。現在は女性誌等で5本の連載を持つ。 peco モデル・タレント。1995年6月30日生まれ、大阪府出身。原宿系ファッションのカリスマ読者モデルとして10代を中心に人気を集める。パートナーのryuchellとバラエティ番組やTVCMに多数出演。一児の母となった現在は育児や生活の様子を投稿したSNSが人気。

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自分は習い事をしなかった、その代わりに……