モデル時代の久慈暁子アナ
モデル時代の久慈暁子アナ

 フジテレビの久慈暁子アナウンサーが、26日放送のバラエティー番組「さんまのお笑い向上委員会」に出演した際、お笑い芸人・鬼越トマホーク「ケンカ芸」に巻き込まれ、涙を流す場面が見られた。

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 番組内で、4月いっぱいに同局を退社する久慈アナが鬼越トマホークのケンカ芸で「仲裁役」を務めることに。久慈アナは「嫌だ嫌だ。言われたくないです」と一度は拒否したが、MCの明石家さんまから「褒めてくれるから」と説得を受けて渋々仲裁することに。「ケンカをやめてください」と前に出た久慈アナに対し、鬼越トマホーク・坂井良多から「うるせぇなぁ、お前が辞めてもフジテレビに1ミリもダメージねぇからな!」と強烈な一言を浴びせられた。

 久慈アナは動揺を隠せず、さんまに「待って、涙ぐんでるやん!」と言われると、こらえきれなくなり涙を流した。まさかの事態にスタジオが騒然。坂井も顔面蒼白になり、「ごめんなさい!ごめんなさい!」と平謝り。スキンヘッドの頭に汗が噴き出した。さんまが「円満退社や!」と懸命にフォローしたが、久慈アナは「やっぱり悪口じゃないですか」と顔をゆがませた。

「久慈アナが涙を流したことに批判的なコメントがネット上で見られますが、気にしていたことを言われて張り詰めていたものが切れてしまったのかもしれません。もちろん心の準備はしていたのでしょうけど、実際に言われるとやっぱり違いますから。ただ鬼越トマホークが悪いかというとそうではない。こういう芸風ですから。個人的には久慈アナはここで涙を流したのがバラエティーとしてありだと思います。うまく笑いで返すより、不器用で一生懸命な久慈アナの人間性が出ていたと思います。フリーになって、どのような方向性を目指すか分かりませんが、自分に向いていないと思っていた世界で世間の需要があることは珍しくありません。バラエティーは苦手かもしれませんが、実は負けず嫌いの性格です。フリーになってもどんどん出てほしいです」(スポーツ紙芸能担当記者)

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