木下優樹菜さん
木下優樹菜さん

 木下優樹菜さんが20日、自身のYouTube動画を更新。タピオカ騒動後に適応障害、躁鬱病などを発症したことを初めて告白した。

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 動画は昨年クリスマスイブ以来約2カ月ぶりの更新だった。「方向性が自分の中で今イチ定まっていない状況でやっていた部分があって」と動画のコンセプトと見つめ直していたという。

 また、自身の健康状態にも言及。「適応障害に2年くらい前からなっちゃって。4個ぐらい。パニック、不安、神経症とか。あと躁鬱。隠さなきゃいけないって思っちゃったの。『元気なユッキーナ』でやってきたし、それで好きになっている人たちがいっぱいいてお仕事が成り立っていたから」と明かし、心身の状態が優れず不安に襲われたり、眠れなくなった時期を送ったという。

 心の病を発症した時期は「ある事件」が起きたタイミングと符合する。木下さんは2019年9月、実姉が勤務するタピオカ店の店長を恫喝したことが報じられ、芸能活動を休止。20年7月に活動再開を発表したが、わずか5日後に当時の所属事務所が公式サイトで引退を発表した。店長は木下さんに1000万円の損害賠償を求めた訴訟を起こし、東京地裁は昨年10月に脅迫行為に当たることを認め、木下さんに40万円の支払いを命じた。

 木下さんは判決翌日に、YouTubeで動画を公開し、涙ながらに何度も謝罪。「私は人を笑わせたり、私で笑ってくれたり喜んでくれたりするのがすごく大好きで、何ができるかなって考えても、私にはやっぱりみんなの前に立って仕事がしたいという気持ちがすごく強くて。この2年間いろんな仕事も考えましたけど、この仕事しかできないって思いました」と、芸能活動の再開を発表した。YouTubeでは世間が抱く「明るいイメージ」を裏切らないように心掛けたという。ハイテンションだった生配信について、「お酒を飲まないとああなれないもん。その方がいいかなと。しらふでは無理」とアルコールに頼ったことを明かした。今後について、「根本は変わっていないけど色々経て34歳だから、『ネオ優樹菜』として楽しみながら子供のためにも母ちゃん頑張ろうって」と自然体の姿で動画を発信することを誓った。

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