間宮祥太朗
間宮祥太朗

 1月11日からスタートした、清原果耶主演ドラマ「ファイトソング」(TBS系)に出演している俳優の間宮祥太朗(28)。本作は清原果耶演じる、空手一筋で日本代表を目指すも夢破れた木皿花枝が、持ち前の明るさと根性で逆境に立ち向かっていくヒューマンラブコメディーだ。間宮は一途に花枝を想い続けている幼なじみ(菊池風磨)と恋の三角関係を繰り広げる、一発屋のミュージシャン・芦田春樹役を演じている。

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 最近の間宮といえば、2020年に放送された「#リモラブ ~普通の恋は邪道~」(日本テレビ系)や昨年放送の「ボス恋」こと「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」(TBS系)で、恋が実ることはない“当て馬キャラ”を演じ好評を博した。特に「ボス恋」ではクールなドSだが、不器用ながらも優しいという中沢先輩役が人気となり、ツイッターでトレンド入りするほど反響を呼んだ。

 そして、今クールの「ファイトソング」は“胸キュン枠”とも呼ばれるTBS火曜22時枠。間宮は「ボス恋」に続き、2年連続で同枠への出演となるが、ネット上では「間宮祥太朗が報われる展開であってほしい」「いいかげん、間宮祥太朗には幸せになってもらいたい」と、応援する声が目立っている。

「このところ“当て馬キャラ”を演じてきたことで好感度が上昇している感のある間宮ですが、愛される理由はその人柄もあると思います。以前出演した『帰れマンデー見っけ隊!!』での箱根の山道を登るロケで、紅一点の柳原可奈子に上り坂で背中をそっと押しながら歩いてあげたり、石畳の道では手を引いてあげたりと、さりげなくサポートをする姿が見られ、視聴者からは『怖そうなイメージだったけど良い人』などの声が集まっていました。クールな表情に漂う独特の色気が魅力ですが、ギャップ萌えしているファンも多いと思います」(テレビ情報誌の編集者)

 コワモテから三枚目まで幅広い役柄を演じてき間宮だが、バラエティー番組に出演した際は、そんな優しい性格がにじみ出るところも人気につながっているのだろう。

「華丸大吉&千鳥のテッパンいただきます!」(フジテレビ系、2021年1月26日放送)で、ダレノガレ明美が披露したエピソードも印象的だ。ダレノガレがまだ芸能界に入っていなかった頃、男性2人組からナンパされ、近くにいた男性に「彼氏のフリしてくれませんか」と助けを求めたところ、その男性は「俺の彼女だけど、何か用?」と助けてくれたそう。7年後、ダレノガレはテレビ番組で間宮に会った際、「俺のこと覚えてる? 覚えてないか、残念」と話しかけられ、さらに間宮から「俺の彼女だけど、何か用?」とナンパから助けられた時のセリフを言われ、驚いたという。

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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コワモテ系から恋愛系までこなせる演技力