亡くなった神田沙也加さん
亡くなった神田沙也加さん

 女優・神田沙也加さん(享年35)が昨年12月18日に亡くなったのが昨日の出来事のようだ。それほどショッキングなニュースだった。沙也加さんの死後、結婚も視野に入れて真剣交際をしていたことを公表した俳優・前山剛久(30)が今月5日に心身の不調のために芸能活動を休止することが、所属事務所を通じて発表された。

【写真】亡くなった沙也加さんとの交際を明らかにした前山剛久

 所属事務所は公式サイトで、「昨年末より心身に不調をきたし現在も治療を続けておりますが、未だ仕事をすることが困難な状況にあるため、出演を予定しておりました舞台『ピアフ』を降板させていただくこととなりました」と報告。「なお、治療に専念するため、当面は活動を休止させていただくことを併せてご報告申し上げます。日頃より応援してくださっている皆様、舞台『ピアフ』のキャスト、スタッフの皆様、ご関係者の皆様には多大なるご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫びいたします」と謝罪と共に、前山が芸能活動を休止する旨を発表した。

「2・5次元俳優」として活躍していた前山は昨年8月から帝国劇場などで上演されたミュージカル「王家の紋章」で沙也加さんと初共演し、11月から始まった「マイ・フェア・レディ」でも共演を果たしていた。だが、前山が沙也加さんとプライベートで真剣交際していた事実を明かす前に、文春オンラインが2人の真剣交際を12月22日に報じたことで、前山に批判の声がSNS上で殺到した。記事によると、2人は「王家の紋章」で初共演した後、沙也加さんが交際を申し込んで恋人同士になったが、沙也加さんは前山と以前に交際していたアイドルの女性との関係に悩んでいたという。今回も前山の所属事務所が活動休止を発表する前に、前山が沙也加さんを暴言で罵倒していたという内容の記事が文春オンラインで報じられた。

「文春で報じられた内容の真偽はわからないが、SNS上は前山に対する批判のコメントが殺到する事態になっている。中には人格否定のような誹謗中傷の書き込みも。前山は記者会見を開くべきという意見があるが、とてもではないができる精神状態ではないでしょう。沙也加さんが亡くなったことに深い悲しみを感じるのは共感できますが、SNS上で誹謗中傷する理由にはならない。暴言を浴びせている人たちは一度冷静になった方がいいと思います」(テレビ関係者)

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