堺雅人&菅野美穂夫妻
堺雅人&菅野美穂夫妻

 2021年10月から放送されたドラマ『二月の勝者-絶対合格の教室―』(日本テレビ系)は、2月初旬に集中する有名私立・国立の中学受験をテーマにしたドラマだ。2月が中学受験のピークなら、11月は小学校受験の真っ最中。毎年、週刊誌には有名人のお受験エピソードがが掲載されるが、今年注目されたのは堺雅人(48)&菅野美穂(44)夫妻のお受験だった。

【写真】堺&菅野夫妻が「お手本」にしているという芸能人夫婦はこの2人

「女性自身」(21年12月21日号)によると、長男が複数の有名私立小学校に合格したという。しかも、2人はこのお受験に向けて6年前から準備をしてきたのだというから、ものすごい熱の入れようだ。

「長男は生後6週間から入会することができる“子ども用のジム”に0歳児のころから頼っていました。フィットネスだけでなく英会話のレッスンも受けられるとあって、将来のお受験を目指すママたちには人気のジムです」(女性誌記者)

 1歳になると“天才児並みのIQに育てる”と評判の知育と英語教育をメインにした保育園に入園させている。

「堺も子どもが生まれてからは、育児にも協力的で教育にも熱心でした。菅野は『子どもには学ぶ楽しさを覚えてほしい』と何でも体験させて育てたいと、教育費には時間もお金も惜しまなかったそうです。この保育園は月の保育料は15万円だそうです。芸能界のセレブママたちの子どもも通っていて、そうしたママたちと常に情報交換し、有名小学校の説明会や見学会にも積極的に参加して情報収集をしていました」(同前)

 芸能界のセレブママ友で有名な井川遥(45)や長谷川京子(43)、吉瀬美智子(46)らの子どもたちも、学年は違うが大学までエスカレーター式の同じ有名私立小学校へ通っている。

 小学校受験に詳しいジャーナリストは「“情報を制する者は受験を制す”と言われていますが、小学校受験はまさに親の情報収集力と親の経済力次第です」と話す。

「特に有名私立校の場合は、その校風や教育方針をよく理解していないとなかなか合格できません。また受験対策においては先輩ママたちとの情報交換は欠かせません。どの塾がいいか、どの先生の教え方がうまいか、など細かな情報はママ同士で得られることが多いですから。ただ、その前提としてやはり親の経済力は絶対条件です。難関私立校を目指すために年間200万円とも300万円ともいわれる高額な塾に通わせる家庭も珍しくありませんからね」

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坂口友香

坂口友香

主に週刊誌の芸能記者として活躍。これまで写真誌、女性誌、男性誌など数多くの雑誌で取材執筆。

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