来年1月に国会が開く前に岸田首相の訪米が実現し、バイデン大統領と首脳会談ができるよう祈るばかりだ。

 また「岸田ノート」については霞が関でこんな話がまことやかに囁かれているという。

「甘利明氏の幹事長、石原伸晃氏の参与など総裁選の論功行賞で”お友達”にポストを用意し、登用するもその後、すぐに鮮やかなまでに失脚する姿に、『岸田ノートは実はいわゆるデスノートなのではないか』とも言われています(笑)」(同前)

◆「聞く力」より「聞き流す力」

 角谷氏はこう語る

「岸田首相は『聞く力』より『聞き流す力』の方が勝っている感じですね。今の岸田内閣は総裁選の論功行賞、選挙対策という布陣です。しかし、来年は参院選や沖縄県知事選挙がある。ここで勝つことができるのか、大きな試練となるでしょう」

 岸田政権の来年に注目したい。 

(AERAdot.取材班)