「今はインターネットやマスコミの世論調査などでも中国や韓国、北朝鮮に厳しい意見が支持される傾向にあります。安倍―高市連合はネット世論に受けがいいことを察知し、ひときわ大きな声で外交的ボイコットと発言している面はあると感じます。それに党内も流されつつあるのは事実だ。岸田首相は外相、4年間の経験があり、国際情勢や駆け引き、よく理解している。今は安倍―高市連合に押されているようにみえるが、総裁選でも早々と二階幹事長を切るなどと打ち出し、やるときは決める人。岸田首相サイドに聞くと、アメリカなどがボイコットしたから日本もという横並びは避けたいし、中国の顔も立てたいと言っていました。最後はビシッと決断するんじゃないかな」

(AERAdot.編集部 今西憲之)