結婚の会見で文書を読む小室眞子さん
結婚の会見で文書を読む小室眞子さん

「夫の方については」「面会していた時間が20分位」「何か印象に残ることというのは特にありません」――。

【瞬間】あっ、カモを落としちゃった!大慌ての眞子さまの「失敗」

 秋篠宮さまの56歳の誕生日会見で国民が感じたのは、長女眞子さんの夫、小室圭さんへのよそよそしさだった。 

 もともと秋篠宮さまは、記者会見において家族を名前で呼ぶことはほとんどない。眞子さんや佳子さま悠仁さまについても「長女」「次女」、「長男」といった呼び方をしていた。

 一方、小室圭さんについては、婚約が発表された2017年や翌18年の誕生日会見では、<小室さんの印象ですけれども>、<小室さんに関わること、これが毎週のように週刊誌等で報道されていることはー>と自然な流れで名前を出していた。それが、令和の世に移った翌19年は、<小室家とは連絡は私は取っておりません>と、どこか他人行儀な表現を選び、翌20年の会見では、「小室」という名前すら出さなかった。

 そして今年。圭さんは、長女の夫という「家族」になったとはいえ、圭さんを「夫の方」と呼び、圭さんが結婚前にあいさつに訪ねてきたひとときを、「面会していた時間は20分位」と話し、距離感を感じさせる表現だった。

 圭さんが秋篠宮邸を訪問した10月18日、秋篠宮夫妻は、千鳥ヶ淵戦没者墓苑秋季慰霊祭への臨席という公務があった。とはいえ、数日後に結婚する娘の結婚相手と食事をともにすることもなく終了したという現実は何を物語るのか。

 秋篠宮さまは先の会見で、結婚に伴う儀式を行わなわないと判断を下したのは「私の独断」だと明かした。さらに、皇室の行事が「非常に軽い」印象を与えてしまったと、苦渋をにじませた。

 儀式を行わなかった理由は、小室さんが金銭トラブルについて春に公表した28枚の文書にあった。

<この春に娘の夫がかなり長い文書を出したわけですね。(略)あれを読んでどれぐらいの人が理解できるか><これはもう私の独断です、私の個人の考えとして、あれを読んでみんながすぐに状況を整理して納得できるというものではないと私は判断しました>

 さらに、10月26日の結婚会見についても、自身が思う形とは異なっていたと胸中を吐露した。

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父親の気持ちをよそに、眞子さんは一貫して圭さんを…