清原和博氏(左)と日本ハムの新庄剛志監督
清原和博氏(左)と日本ハムの新庄剛志監督

 現役時代に西武巨人オリックスでプレーし、現在は野球評論家、YouTuberとしても活動する清原和博氏の株が大暴落している。

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 清原氏は21日に放送されたフジテレビ系スポーツ情報番組「S-PARK」に生出演した。ア・リーグMVPに輝いたエンゼルスの大谷翔平投手について、「言葉で表現できないですよね。自分よりはるかに大きい大谷選手が、投げて打ってまた速く走れる。本当、スーパーマンですよね」と称賛。「ああいう飛距離を出す打者は日本人で見たことがない。なかなかメジャーに挑戦しても、日本人プレーヤーはパワーの部分でひけをとっていると言われがちですが、パワーでねじ伏せて、ピッチングでもパワーピッチャーで頑張り、そして(足も)速い。凄いですよね」と賛辞の言葉を送った。

 野球界の後輩に対し、敬意を込めたコメントだったが、SNSやネット上では「もう清原さんの言葉は耳に入ってこない」、「自分の行いを振り返らず、外見で人を判断する人の発言はもう聞きたくない」など冷ややかなコメントが。

 なぜ、このような事態になってしまったのだろうか。

 野球ファンからひんしゅくを買ったのは、清原氏が自身のYouTubeチャンネルで今月17日に投稿した内容だった。動画の中で、清原氏は日本ハムの新庄剛志新監督に言及。「僕ね、この間(新庄監督について)優しいコメント出したじゃないですか」と切り出すと、「会見を見る前だったんですよ。(会見を)見た瞬間にちょっとイラっとしました」と苦言を呈した。

 新庄監督は11月4日に行った就任会見で、レッドワインのスーツに襟が通常より高いド派手なファッションで登場。これが清原氏の不満だったようで、「もうちょっと(服装を)ちゃんとしてくると思ったんですよ。プロ野球の監督になったらある程度ちゃんとしてくる」と不快感を露わに。そして、「プロ野球100年の歴史があるわけですよ。(元巨人の)川上(哲治)監督から始まってね。絶対プロ野球のOBたちは口に出さないと思いますけど、みんな嫌な気分になっているのは間違いないと思います。僕らの年代までの選手までは。若い世代は分からないですよ」と語気を強めた。

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