オンラインでの対談が実現したryuchellさんとひろゆきさん(photo 写真部・松永卓也 haie&make up megu)
オンラインでの対談が実現したryuchellさんとひろゆきさん(photo 写真部・松永卓也 haie&make up megu)

 タレント・ryuchellりゅうちぇる)さん初の著書『こんな世の中で生きていくしかないなら』(朝日新聞出版)が、大反響につき即重版が決定! 発売を記念して実現した「りゅうちぇる×ひろゆき」対談は、興奮も冷めやらぬまま50分以上も続き……。

【画】ひろゆきさんの素敵な奥様はこちら

「報われない世の中に関してどう感じている?」「その能力はどこで手に入れたの?」……第4話はひろゆきさんからryuchellさんへの質問が炸裂! 人前で肌を出すのが恥ずかしいというひろゆきさん……敢えて20代のときに下着モデルになった理由とは―ー。【対談の前編はこちら】

■下着モデルになってわかった「本当に嫌なんだ」という感情(ひろゆき) 

ひろゆき:人前で肌を出すべきじゃない、それは恥ずかしいものという認識ですよね。でも、周りに海があると水着が許される、その理屈がわからない。わからないからこそ、自分自身に問いたくて。滅茶苦茶、嫌なんですけど、だからこそ「やってみたらどれくらい嫌なのか」がわかると思い、20代のときに下着モデルとしてファッションショーに出ました。結果「本当に嫌なんだ」という感情がわいて、納得しましたけど。

 ryuchell:僕は最初、SNSがきっかけでテレビに出たんですけど。テレビに出たばっかりなのに忙しくさせてもらえた。だからテレビ出演に力を入れたんですよね、みんなに知ってもらわないといけないし。その後に、Youtubeなどをスタートしたら、今の方が僕、充実しているんですよ。「テレビに出るとき」「Youtubeで自分を出すとき」みたいな。いい言葉が見つからなくて失礼かもしれないんですけど、ひろゆきさんは「時代にやわらかい」ですよね。若い子の感性とか今の世の中の流れというものをとてもキャッチしていて、すごいと思います。

 ひろゆき:観察するのが好きなだけです。逆に、ryuchellさんに質問してもいいですか? 愛について、報われないことのほうが多いじゃないですか。世の中には、もっとこうしたほうがいいのにとか、こうしたほうが社会はもっとよくなるのにとか、いろんなものが目につく。でもどこかで諦める。仕方がないよね、社会はこういうものだし。困っている人がいても全員を助けられるわけじゃないし、とか。僕、ryuchellさんは「それをしたくない人」だと思っているんですけど、どうやって割り切っています?

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「自分の意見は強要しない」