結婚問題の行方は(c)朝日新聞社
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55歳の誕生日会見に臨む秋篠宮さま 
55歳の誕生日会見に臨む秋篠宮さま 

 秋篠宮家の長女、眞子さまの婚約内定者の小室圭さん。5月に留学先の米フォーダム大学ロースクールを修了したのち、NY州の司法試験が始まった。7月27日から30日(米国東部時間)まで、リモート形式で実施される。

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 NY州司法試験委員会のホームページによれば、パソコンに専用のソフトをダウンロードしてウェブカメラを用いた厳重な監視下で行う。

 通常の試験日は27、28日の2日間で90分×8回に区切られて午前9時から午後5時半まで続く。健康上の問題など事情がある場合は、7月30日までの4日間に分けて受けることも可能だ。試験は、記述式の論文試験と択一式試験に大別される。

 NY州弁護士のリッキー徳永さんが、こう解説する。

「法律の文書を起案する論文の記述試験MPT(Multistate Performance Test)は、与えられた設定に対して、どうのように自分なりの論述を構成し、考察を出すかがポイントです。小室さんは、金銭トラブルに関して28枚の文書を出しましたが、ああいったイメージに近いでしょうか」

 必須科目となる米国法の択一式試験MBE (Multistate Bar Examination) は、得点を稼ぎやすい知識問題だ。例年の合格率は、初めて試験を受ける受験者で7割。昨年は、リモート形式で行ったためか、昨年の合格率は9割近くに。外国人受験者の合格率に至っては、4割から7割まで跳ね上がった。
 
 例年、合否が出るのは10月。だが、NY州司法試験委員会の書類には、12月上旬とある。琉球大学法科大学院兼任講師で米ミシガン州弁護士の資格を持つ牧野和夫弁護士によると、NY州は1、2週間早めに合否を公表する傾向にあるという。

 小室さんが司法試験を終えたとなれば、次に注目を集めるのは、就職の問題だ。

 小室さんは都内の法律事務所にパラリーガルとして勤務していた。2018年夏に小室さんが米国留学に出発した当時、同法律事務所の担当者は取材に対し、「生活費は事務所が貸与している」と答えている。
 常識で考えると、恩を受けた法律事務所や関連組織で働くと見られるが、そのあたりの動きはまるで聞こえてこない。

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就職活動は、ロースクール1、2年目という「常識」