ツイートを要約すると、「政府だけではなくて東京都もやっている」という主張で、菅首相や政府を援護する意図があったとみられる。

 このツイートはリツイートされ、拡散した。しかし、都の取り組みは実際には菅政権の通達によるもの。結局、ブーメランとして菅首相に突き刺さった格好だ。

 川松都議はAERAdot.の取材に対し、「細かいことは知りませんでした。ツイートした後に政府の通達だったと指摘があり、知りました」と答えていた。さらに川松都議はこう主張した。

「政府も問題だし、内閣官房、内閣府、東京都にしても、町場の空気を感じなさすぎじゃないかと思います。都民や国民、飲食店の経営者、お酒の販売業者の側に寄り添って、政策を推し進めるべきです。それを代弁する人がいないから、ぼくが代弁している」

 菅政権は今後、「第3の圧力」問題についてどう弁解をするのか。注目が集まる。
(AERAdot.編集部 吉崎洋夫)