「かつての恋人に連絡をしたい」誘惑に駆られる48歳既婚女性に鴻上尚史が「僕も恥ずかしながら…」と告白した自らの体験 (1/6) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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「かつての恋人に連絡をしたい」誘惑に駆られる48歳既婚女性に鴻上尚史が「僕も恥ずかしながら…」と告白した自らの体験

連載「鴻上尚史のほがらか人生相談~息苦しい『世間』を楽に生きる処方箋」

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 かつての恋人数人をネット検索し、連絡をとりたい誘惑に駆られているという48歳既婚女性。「私は欲求不満なのでしょうか?」と問う相談者に、鴻上尚史が思いがけず「僕も恥ずかしながら……」と告白した自らの体験とは?

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【相談110】かつてお付き合いをした数人に連絡してみたいという誘惑に苦しんでいます(48歳 女性 さくら)

 鴻上さん。私は今年48歳の年女です。

 結婚してから無我夢中で子育てし、高校生の一人息子は親離れしていきました。年上の夫は優しく、今も大好きです。15年ぶりにパートで働き始めたりしました。

 でも、何か物足りないのです。ふと、インターネットで19歳のときの初めての恋人、20歳のときの振られた相手など、お付き合いをした数人を検索したら、みごと全員の職場、役職、最近の写真まで見つかりました。みな当時の面影を残しており、生々しく、当時の記憶がよみがえってしまいました。

 それからというもの、油断すると彼らのことばかり考えてしまいます。かつての甘い日々をおもい、そして、連絡してみたいという誘惑に苦しんでいます。

 もう少しすれば、このかつての恋人を思う気持ちは収まるのでしょうか。私は恋に恋しているのでしょうか。私は欲求不満なのでしょうか?

 鴻上さん、どう思いますか?

【鴻上さんの答え】
 さくらさん。

「私は恋に恋しているのでしょうか。私は欲求不満なのでしょうか?」と書かれていますが、さくらさんは、いわゆるアバンチュールを求めていると感じますか?

「アバンチュール」。広辞苑によれば、「冒険味をおびた恋愛。恋の火遊び」となってますね。僕の大好きなフランス語ベスト5のひとつです。

 でも、最近は、こんな言葉を使ってへらへらしていると、すぐに文春砲に木っ端みじんに砕かれますから、だんだんと馴染みの薄い言葉になりつつあるようです。じつに残念です。

 アバンチュールを求めるのも、人間の真実であり、素敵な部分だと僕は思っているんですけどね。


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