緊急事態宣言下の繁華街の様子(C)朝日新聞社
緊急事態宣言下の繁華街の様子(C)朝日新聞社

 男3人組の人気YouTuber「えびすじゃっぷ」が7月3日に動画チャンネルを更新。緊急事態宣言下に深夜まで宴会を開いていたことが週刊文春で報じられたことについて、6月25日の動画で「ぶっちゃけあまり反省していません」「飲み会などは自己責任でいけばいい」と発言して炎上していたが、3日の動画では一転して謝罪した。

【写真】大量食べ残しで炎上したYouTuberはこちら

 メンバーのフジは「『飲み会は自己責任でいけばいい』という発言は、不適切だったので撤回させていただきます」と謝罪。「今回初めて炎上を経験し、どこかチャンスだと捉えてしまった部分がありました。『他のYouTuberたちと違うところを見せなきゃ』とイキってしまった部分があるのも事実です。正直でいればいいという、大義名分を押し通した結果、多くの人を傷つけ、応援してくださる企業の方々にもご迷惑をおかけしました」と再び頭を下げた。

「えびすじゃっぷ」のフジ、けす、森山の3人は高学歴のイケメンで知られ、マッチングアプリ、ナンパ、合コンを通じた女性の「お持ち帰り企画」などの動画を配信し、20代の男女を中心に人気を呼んでいる。週刊文春が報道したYouTuber 31人が参加したパーティーに3人が参加し、フジ、森山が宴会後に路上で「立ちション」、けすが既婚者の女性YouTuberに密着している写真が掲載された。

 フジは今回の動画で謝罪した上、昨年4月には視聴者に向けてステイホームを訴えていたにもかかわらず、なぜその考えが変わったのかを説明した。その理由として、コロナは根絶不可能、合理性を欠いた国の施策、自殺問題の3つを列挙。政府の施策に関して、「緊急事態宣言、何回も出ていますけど、意味ってあったんですかね? 効果あったんですかね? 飲食店の時短営業だったり、お酒の提供制限したり、人数を制限したり色んなお願いを国からされますけど、それって意味があったんでしょうか? 僕としてはそういう施策をお願いするんだったら、その結果どうなったかというデータを出すべきだと思う」と批判。「僕だったら医療キャパシティーとのバランスなんでコロナで感染者数でなく重症者数で見ます。簡単に言うと若者はどんどんお金を稼いで、どんどんお金を使うべき。致死率の高い人は自粛するべき」と持論を展開した。

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