この動画のコメント欄を見ると、「改めまして運動する時や熱中症予防のためにマスクを外す大切さについてもう一度確かめることができたので、とても勉強になりました」、「これはゆたぼんが正しいと思う」など理解を示す意見が多い。

 都内に住む40代女性は小6の男児の水泳授業が今週から始まったという。

「学校にいる間は基本的にマスク着用ですが、体育は違います。プールの授業では子供同士で2メートルの距離をとった上でマスクは外すそうです。専用マスクで水泳授業の話はニュースで見ましたが、安全面で万が一を考えるとちょっと怖いです。子供の数が多かったら、溺水事故で発見が遅れるかもしれない。息子に聞くと、教室で授業中のマスクも呼吸が浅くなり頭がくらくらして辛いそうです。でも鼻だけ外しても先生に注意される。ストレスを感じているようですが、他の子供たちもこのルールを守っているので、『マスクを外していい』とは言えない。コロナが収束してマスクのいらない時が早く来て欲しいですね」

 コロナ感染対策は重要だ。一方でマスクを着用することで夏場は熱中症などのリスクが高まる。水泳の授業では溺水事故の危険も高まる。子供たちが抱えるストレスの観点からも、マスクの着用について見直さなければいけない点があるかもしれない。(牧忠則)