今田耕司(C)朝日新聞社
今田耕司(C)朝日新聞社

 タレントの今田耕司が17日放送されたTBS系バラエティー番組「櫻井・有吉THE夜会」で、出前配達について拒絶反応を示した発言が波紋を呼んでいる。

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 番組内で今田はコロナ禍で変化した生活様式について、以前は全く行わなかった自炊を頻繁にするようになったことを明かした。ゲストのみちょぱが、出前サービスのUber Eatsを利用しないか尋ねると、「夏のものすごい暑い時、汗だくの汚い配達している人を見たときに嫌やなって思って」とバツの悪そうな表情を浮かべた。番組MCの有吉弘行が「めっちゃわかります」と理解を示すと、今田はその配達員が汗だくになった理由として、「多分(配達先が)分からなかったと思うねん。目がバキバキに決まってて」と振り返った。

 今田は潔癖症で知られ、過去のテレビ番組で自宅が公開されると、掃除が行き届いた光景に掃除業者が「手を付けるところがない」と感心するなど、きれい好きのエピソードは尽きない。

 今田の一連の発言に、SNSやネット上では、「今田さんの言っていることは分からなくないけど、ちょっと失礼なのでは…汗だくの人も道に迷ったのかもしれないし、一生懸命に届けているわけだから。思っても言ってほしくなかったな」と批判的な意見がある一方で、「今田さんのこれは仕方ないでしょう。自分からUber Eatsを悪く言う展開に持ち込んだ訳でなく、話の流れで正直に言っただけの事ですよね。Uber Eatsにとってもサービス改善のヒントになります。私も依頼した商品にポタポタ汗が滴り落ちていたら食欲失せます」と納得する書き込みも見られた。

 では、出前配達の現場で働いている人はどう感じただろうか。都内在住の40代男性はコロナ禍で飲食店での収入が大幅に減ったため、今年に入ってからUber Eatsで配達の仕事をしている「ウーバーで仕事をいただけるのは生活した上で本当に助かっている」と感謝を口にした上で、今田の発言に「不快感はないです」と続けた。

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