彩子さんは「親による宗教の縛り付けは虐待です」という。

「親が信仰するのは自由です。でも、その親の子に生まれたからといって、生活様式や価値観まですべてその宗教で縛るのはおかしい。特に親の庇護のもとにいる幼い時期の子どもが、信じない自由を与えられないのは一番の苦痛です。苦しんで誰にも悩みを打ち明けられないでいる2世がいたら、何らかの形で力になってあげたい。私自身もツイッターやオフ会で救われたので、何かしてあげたいと思っています」(取材・文=笠井千晶/AERAdot.編集部・作田裕史)