また、結果的に参戦は見送られたが、女子ではジャン・ウェイリー(中国)が、村田夏南子との対戦でRIZINに参戦する予定だった。この時は、怪我でリングには上がることはなかったが、のちにUFCの女子ストロー級のベルトを獲得。仮に試合が実現していれば、RIZIN経由で初めてのUFCチャンピオンとなっていた可能性もあった。

 堀口恭司や、朝倉海との2度の激闘を繰り広げたマネル・ケイプ(アンゴラ)も現在はUFCで戦っている。サトシ・ソウザはかつて「UFCじゃない。 ここRIZINだよ」と日本のリングを盛り上げたいと発言していたが、彼を含めRIZINでトップ選手となった外国人ファイターが世界の舞台で戦うのを見たいファンも多いだろう。今後増えるのかは別として、日本のMMAで活躍した外国出身のファイターが、“日本代表”として世界で戦う姿を応援する文化が生まれれば、日本のMMAもより盛り上がるのではないか。