ある球団OBも静かにこう語った。

「もうそっとしておいた方がいい。今回の経緯についても門倉本人からお詫びや事情説明を公の場でする必要はない。まず治療を最優先にして、心と体が落ち着いたら中日球団に謝罪すればいい。でもそれも当分先でもいい。とにかく心が安らぐ場所でゆっくりしてほしい」

 SNS、ネット上でも安堵のメッセージが相次いだ。

「家族にも心配をかけないようにと気を使っているうちに自分でもどうにもならなくなって、一杯一杯になったのかなと思います。とにかくご無事で何よりでした。すぐに話を聞かなくても帰ってきてくれただけでよかったと思います。うつ状態のときは生きている(生活する)だけで精一杯です。話なんて後からでもいいと思うし、話すことがさらにストレスになることもあります。門倉さんの優しい性格ゆえにそっとしてあげて欲しいし今は治療に心の休養に専念させてあげて欲しいです」

「とにかく事件、事故に巻き込まれてなくて本当に良かった。これまでのご家族のお気持ちをお察しいたします。さぞかしご安心されたことでしょう。本当に良かった。人はそんなに強いものではないし、そっとして差し上げたいですね」

 命に代わるものはない。今後は治療に専念して心身が回復することを願うばかりだ。(梅宮昌宗)