「ここまでの流れを見ても、誰も何も納得できないでしょう。一部の皇族の方々からは『もういいかげんにしてほしい』という声が出ています。また『仮に小室さんと結婚して、小室さんが皇室行事に出るならわれわれは一切でない』と厳しい言葉を漏らしている方もいらっしゃるといいます。秋篠宮さまも、娘の結婚という以前に『皇嗣』として、また将来の天皇家としての信頼を回復することを念頭に置かなければなりません。この問題を長引かせてはいけないというお気持ちは誰よりもお強い。そのためにも眞子さまと小室さんは一刻も早く問題をクリアすべきなのですが、眞子さまは結婚を目指して一直線ですから……」(皇室ジャーナリスト)

 小室さんはニューヨーク州の司法試験が終わっても一時帰国することはなく、会見の予定もないという。

 別の皇室記者は「もしかしたら、結婚を焦らない事情ができたのでは」と話す。

「仮に眞子さまが皇籍を離脱し一般人になった上で小室さんと結婚するという選択をしたとしても、はたして小室家がそれで納得するかは疑問です。女性宮家創設となった場合は男性皇族の配偶者が皇室に加わり皇族となるように、小室さんも皇族となる可能性が高くなります。一部では眞子さまが皇女となれば将来的に15億円が入るので、それまで結婚延期も視野にいれている、との報道も出ています。皇位継承のあり方を検討する有識者会議もスタートしましたから、その成り行きを見ようと考えている可能性あります」

 かつて秋篠宮さまがお二人の結婚について述べられた「多くの人が納得し喜んでくれる状況」には、まだまだ程遠い状態が続いている。(緒方博子)