広瀬アリス(C)朝日新聞社
広瀬アリス(C)朝日新聞社

 5月21日より公開の映画「地獄の花園」に出演している女優の広瀬アリス(26)。ヒロインを務めた1月期の連続ドラマ「知ってるワイフ」(フジテレビ系)では、モンスター妻役を好演。また、3月に放送された「R-1グランプリ」(同)で、お笑いコンビ・霜降り明星とMCを担当するなど、各所から引っ張りだことなっている。

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 ドラマや映画だけでなく、バラエティー番組でも目にすることが多いアリス。一方、女優がバラエティー番組に出演すると、その立ち振る舞いや発言が大きなリスクが伴うこともある。だが、彼女の場合はSNSでも好意的な声が目立ち、「アリスのアンチって見たことないかも」との声も。この時代に、誰からも好かれている珍しい女優と言えるだろう。その理由をテレビ情報誌の編集者はこう分析する。

「計算高いところがなく、正直そうな発言が好感を持たれています。1月に放送されたバラエティー番組では、結婚願望は全くないと断言していました。一人の時間を大切にしているそうで、人と一緒に暮らせないとか。自分の生活リズムも大事で、旦那さんができたとして、旦那さんが先に出かけるとしても自分は寝ていると言い、帰宅してお湯割りを飲みながら映画を見ている時が一番楽しいと話していました。また、他のバラエティー番組では『趣味がエゴサーチ』と告白。ネガティブな意見に対しては『チクショー!』と思うそうですが、『本当に嫌だったら自分のSNSの中に嫌な人の名前を残したくないはず』という考え方で、『悪口書くってことは好きってこと』と、前向きに捉えているそうです」(テレビ情報誌の編集者)

 とはいえ、あまりにもポジティブな発言ばかりだと「無理してキャラを作っているのでは?」との懸念を抱く人もいるだろう。しかし、アリスに対する共演者からのエピソードを聞く限り、そんなことはなさそうだ。

「新春大売り出し!さんまのまんま」(フジテレビ系、1月2日放送)では、「アナザースカイII」(日本テレビ系)で共演していた今田耕司とともに出演し、今田がアリスについて「今まで見たタレントさんの中で、見た目とのギャップがエグい」と告白。何でも、収録後にスタジオから楽屋に戻る途中で、ワンピースの中のピンマイクを取ろうとするそうで、今田は「楽屋の前で脱ぐ勢いですよ」と暴露。アリスも「楽屋の目の前では、服の前のボタンは取ってる」と明かしていた。収録以外でのそんな振る舞いを見ると、やはり地の性格がそのまま出ているのかもしれない。

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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