最後の大物独身芸人・今田耕司がいまだに「怪物」であり続ける理由

　お笑い評論家のラリー遠田氏は、今田についてこう評する。

「芸人としての今田さんの強みは、どんな状況でもどんな人を相手にしても確実に場を盛り上げることができる対応力です。若手の頃からダウンタウンに鍛えられているため、ビートたけしさんや明石家さんまさんなどの大物を相手にしても気後れすることなく、笑いをもぎ取っていくことができます。島田紳助さんが引退を表明した後、『オールスター感謝祭』の司会を任されたのも納得です。生放送であれだけの人数の芸能人を束ねて司会進行をしていくのは、並大抵のことではありません。細かいところにまで目が行き届く視野の広さときめ細かさがあるので、テレビ制作者からも絶大な信頼を得ています」

　お笑い界で確固たる地位を築き、唯一無二のポジションにいる今田耕司。活躍はまだまだ続きそうだ。（藤原三星）

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藤原三星

ドラマ評論家・芸能ウェブライター。エンタメ業界に潜伏し、独自の人脈で半歩踏み込んだ芸能記事を書き続ける。『NEWSポストセブン』『Business Journal』などでも執筆中。

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