自身の32歳の誕生日だった22日のロッテ戦(ZOZOマリン)で屈辱のスタメン落ち。23日からのオリックス3連戦(札幌ドーム)の2戦目で10年ぶりの7番、3戦目は5番。27日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)ではプロ14年目で初の2番と打順が転々と変わる。30日の西武戦(札幌ドーム)から再び4番に返り咲いたが、結果が出ない。今月15日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)は6番で起用されたが快音が聞かれず、11打席連続無安打。打率は2割を切った。

「後輩たちから『大将』と呼ばれていますが、繊細な性格です。不振の責任を背負い込み、ベンチでも険しい表情を浮かべてピリピリした雰囲気が漂っています。決してチャンスがないわけではなく、首脳陣も様々な形で起用していますが今のままでは厳しい」(スポーツ紙デスク)

 最下位だが、首位・楽天に5.5ゲーム差とまだまだ十分にチャンスはある。残り100試合以上残っている中、「中田不在」で新たなチームを構築する。中田もこのままでは終われない。(牧忠則)