ロッテは5月1日より清田育宏への無期限謹慎処分を解除すると4月30日に発表した。1日より2軍練習に合流する。

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 清田は昨年9月末からの札幌遠征中に、新型コロナウイルス対策として禁止されていた部外者との会食を球団に報告しなかったとして、ロッテは1月15日付で無期限謹慎処分を発表した。

 球団の公式ホームページで「今回の件に関しまして、まずは日頃よりご声援をいただいているファンの皆さま、ご支援をいただいている関係各位の期待を裏切る事態を招き、誠に申し訳なく、深くお詫び申し上げます。つきましては、当球団として下記の処分を決定しましたことをご報告します。当球団としましては、事態を重く受け止め、フロント、チームを含め管理、教育を再度徹底し、皆さまの信頼を回復できるよう努めてまいる所存です」と謝罪。

 清田も「千葉ロッテマリーンズ球団関係者の皆さま、プロ野球ファンの皆さま、この度は私の軽率な行動により多大なるご迷惑をおかけしたことを心からお詫び申し上げます。私の行った行為は決して許されるものではないと理解しています。処分内容に関しまして真摯に受け止め、自分の行為を深く反省し、また皆さまに応援してもらえるような選手となれるように自分と向き合っていく所存です。この度は本当に申し訳ありませんでした」と反省の弁を発表していた。

 無期限謹慎処分の発表から4か月後に処分が解除されたことに、「ロッテは甘すぎる」とSNS、ネット上では批判の声が殺到している。

「球団として、無期限という言葉の意味をもっと理解してほしい、台風が通り過ぎるまで的な使い方をしているとさらに次に大きな問題を抱えることになると思います」

「昨今のたたかれ過ぎる風潮はよくないとは思うけど、それでもやっぱり一般では考えられない感覚というものを目の当たりにすると何ともいえない気持ちになりますね。年齢が年齢だから解雇しないんであればこれだけ早い謹慎解除になったのが実情なんですかね。自分に置き換えると、わだかまりもなくやれるのかなって考えるとあまり自信がありませんね」

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一般企業ではあり得ないと球団批判