お笑いコンビ・バイきんぐの小峠英二(C)朝日新聞社
お笑いコンビ・バイきんぐの小峠英二(C)朝日新聞社

 最近、見ない日がないほどの売れっ子となったのはお笑いコンビ・バイきんぐの小峠英二(44)だ。局を問わず様々なバラエティ番組に出演し、「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)や「相葉マナブ」(テレビ朝日系)など、レギュラー番組も多数。さらに4月13日からスタートする「火曜サプライズ」の後番組「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」(日本テレビ系)では、進行役に抜擢されレギュラー番組は8本に。「櫻井・有吉 THE夜会」など準レギュラー出演の他、テレビを中心に大活躍を見せている。

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「キングオブコント 2012」(TBS系)で優勝したことがキッカケで、その名が知られるようになった小峠。スキンヘッドという印象的なビジュアルだけでなく、イジられ役も突っ込み役もMCもできるオールラウンダーである。まさに、その高いお笑いスキルが重宝される理由だろう。

「最近は芸人としての面白さだけでなく、優しくて真面目な人柄で注目されるようになりました。例えば、先日放送された『水曜日のダウンタウン』の最後までドッキリと疑わなかった人がアルコール飲料『檸檬堂』の本当のCMに出演できるという企画。あり得ないことの仕掛けとして、休憩中に多くの裏方のスタッフが『檸檬堂』を飲み出したところ、小峠は『職場として良くない』『疲れているから飲んでいいということではないです』と真面目に対応。その後ドッキリを疑ったため、失格になってしまったのですが、SNS上では『プライド持って仕事をしてる』『常識があって見直した』と、称賛の声が集まってました。また、昨年放送された『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)の企画でパンサー向井とサシ飲みした際も、『お笑いに向いてないなと思う』と弱音を吐く向井に、『「向いてる! 向いてる! 向いてないことはない!』と励ましの言葉を送り続け、これも『小峠さん優しい』『親身になって答えてて良い人』と、好感の声が目立っていました」(テレビ情報誌の編集者)

 強面なビジュアルとは裏腹に優しい性格の小峠。「アメトーーク!」(テレビ朝日系、2020年4月2日放送)では、みちょぱが仕事しやすい芸人の一人として小峠の名をあげ、「フォルムがイジりやすいのでズバズバ言える」「ツルツル加減がちょうどいい」と理由を説明。これに小峠は、「いいよいいよ、何言ってくれてもいいよ」「これは嬉しい」と喜んでいて、そんな言動からも器の大きさがうかがえる。

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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