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中学受験で人気続く付属校 特に志願者が増えたのはどの大学付属?

短期集中連載「2021年中学入試最前線 ―コロナ禍で受験はどう変わったか」(2)

人気継続中の大学付属中高。今年の動向は?(写真はイメージです/GettyImages)

人気継続中の大学付属中高。今年の動向は?(写真はイメージです/GettyImages)

■コロナ禍で面接を中止する学校も

 従来、面接を課していた女子校では、1月の緊急事態宣言発出を受け、相次いで中止した。桜蔭(東京・文京区)は、面接を記述式試験に変更。頌栄女子学院(東京・港区)、学習院女子(東京・新宿区)、横浜雙葉(横浜市)、女子学院(東京・千代田区)、雙葉(東京・千代田区)、立教女学院(東京・杉並区)、香蘭女学校(東京・品川区)、光塩女子学院(東京・杉並区)、フェリス女学院(横浜市)など、伝統のある女子校が面接を断念した。

  森上さんは、コロナの影響について次のように話す。

「今年の入試は、得点が伸び悩んだ模様です。たとえば渋谷教育学園幕張は例年難問を出題するのですが、今年はいつになく易しかったにもかかわらず点数が伸びませんでした。受験生の学力が、オンラインでは伸びきらなかった、ということが言えると思います」

 コロナ禍の受験とあって、各校は細心の注意を払って受験生を迎えた。例年1万人規模の受験生を集める栄東(さいたま市)は、第1回入試に6000人以上が応募。密を避けるため、日程を10日と12日に分け、さらに集合時間にも差を設け、試験会場も3会場に分散。電車での来校を少なくするためグラウンドを駐車場として開放したり、机に飛沫防止のアクリルパネルを設置したりするなどの配慮をした。

「学校が保護者や受験生の身になって対策したことが、好感を得たようです」(北さん)

 今年の受験生は、緊急事態宣言で学校や塾の授業がオンラインになったり、志望校の学校説明会が中止になったりと、試練にさらされた。

「大変な1年でしたが、そのぶん精神的に成長できた受験生も多かった。この逆境で培った精神を、これからの学校生活に生かしてほしい」(北さん)

(文/柿崎明子)


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