鈴木亮平(C)朝日新聞社
鈴木亮平(C)朝日新聞社

 俳優の鈴木亮平(38)が4月スタートの連続ドラマ「レンアイ漫画家」(フジテレビ、木曜22時)に主演することが明らかとなった。恋愛が苦手な少女漫画家の主人公・刈部清一郎を演じる鈴木は、単独で民放の連続ドラマの主演を務めるのは初めて。山崎紗也夏氏による同名コミックを原作とした本作は、漫画一筋で恋愛下手な漫画家と「ダメ男ホイホイ」と呼ばれる崖っぷちアラサー女子という恋に不器用な2人が繰り広げるハートフルラブコメディーだ。

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「あごのラインがほっそりし、無精ひげを生やしたドラマのヴィジュアルが公開され鈴木さんのやる気が伝わってきます。キラキラした王道の恋愛ドラマとは縁遠かったイメージですが、すでに女性視聴者をキュンキュンさせてくれそうな雰囲気が漂っています。鈴木さんと言えば、ストイックな役作りで有名でしょう。2013年公開の映画『HK変態仮面』では、超筋肉質の変態仮面を演じるために15キロ増量。2年後の『天皇の料理番』(TBS)では、病弱な主人公の兄を演じるため逆に20キロ減量し、さらに同年公開の映画『俺物語!!』ではまた30キロの増量をやってのけました。情報番組で体重増減法について質問された際、減量時には怒りっぽくなったり、頭が働かなくなったりと『人格が変わっていく』という苦悩を明かしていました。ストイックすぎて健康面が心配ですが、健康診断にいくと『まったく心配ない』といわれるそうで、心身ともに強い方なんだなと驚かされます」(テレビ情報誌の編集者)

 一方で世界遺産検定1級の持ち主でもある鈴木。その博識ぶりをかわれ、昨年10月から「世界はほしいモノにあふれてる」(NHK)のMCを故・三浦春馬さんから引き継いでいる。1月21日の放送回では、三浦さんの名前をさりげなく出した鈴木の心遣いにSNSで反響の声が相次いだ。それは、ポルトガルの国民食と呼ばれる 「バカリャウ」(塩漬けしたタラの干物)の缶詰を紹介し、スタジオで試食するシーン。鈴木が「春馬くんもめちゃくちゃ好きだったんですよね」とJUJUに自然と語り掛け、「そうですね、春馬くんも私も」と彼女も在りし日を思い返しているようだった。これには「春馬くんのことをずっと思いながら番組を引き継いでくれてて泣きそうになる」など視聴者から感謝のコメントが続々と上がっていた。

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高梨歩

高梨歩

女性ファッション誌の編集者など経てフリーライターに。芸能やファッション、海外セレブ、育児関連まで、幅広いジャンルを手掛ける。活動歴は約20年。相撲フリークの一面も。

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引き継いだ番組から鈴木亮平の温かさが伝わる