元AKB48の板野友美(29)とプロ野球ヤクルトの左腕、高橋奎二(23)が5日、結婚を発表した。期待の左腕とはいえ、いまだ一本立ちできていない高橋と元トップアイドルの板野との結婚は、一部では「なぜ?」と驚きの声も上がる。だが、「姉さん女房」の元アイドルが野球選手の夫を支え、さらなる成功に導いたケースはある。板野のサポートで、6歳年下の夫は燕のエースへと羽ばたくか。

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 かつてAKB48の「神7(セブン)」と呼ばれる中心メンバーで、「ともちん」の愛称で高い人気を誇った板野。2013年には女性が「なりたい顔ランキング」のナンバー1に選ばれ、トップアーティストとの熱愛報道が騒がれたこともある。

 一方、夫となる高橋は、龍谷大平安高(京都)から15年ドラフト3位でヤクルトに入団。将来のエース候補と期待される若き左腕だが、昨季は故障もあり10試合に登板してわずか1勝に終わった。1軍に定着することすら果たせず、オフの契約更改では250万円減の年俸1450万円でサインした。

 生き馬の目を抜く芸能界で成功した元アイドルの妻と、同じく一寸先は戦力外通告というプロ野球の世界で、いまだ結果を残せずもがく夫。6歳年上の板野は高橋のどんな所に惹かれたのだろうか。5日、自身のインスタグラムにこうつづっている。

「彼の少年のような無邪気で素直な人柄やいつも飾らず、直球で伝えてくれるところ、どんな時も真剣に向き合ってくれる姿に自然とこの先も彼のそばにいたいと感じるようになりました。(中略)彼の仕事に対する姿勢に私も日々刺激をもらっています。私も、精一杯彼をサポートできるよう精進してまいりたいと思います」

 年上妻として夫を献身的に支える決意を感じさせるが、芸能リポーターの石川敏男氏は2人の結婚について「見通しは明るいだろう」と話す。

「元アイドルやアナウンサーが、年下の野球選手の夫を支え、後に飛躍につながっている好例はいくつもあります」

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野球選手と相性のいい「年上妻」