写真はイメージ(GettyImages)
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 とうとうこの日が来た――嵐活動休止。「こんなにいい曲があるのに活動休止が悲しくなる」とつぶやく声におこたえして、いま改めて聞きたい嵐のシングル名曲ベスト10を嵐への愛あふれる新宿2丁目のドラァグクイーンが独断と偏見でセレクト。

【「アラフェス 2020 at 国立競技場」での嵐の写真はこちら】

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 みなさん、こんにちは。アタシは新宿二丁目を中心に、泣く子はもっと泣くホラー系ドラァグクイーンとして知られている、エスムラルダ。

 実はアタシ、 嵐の楽曲が大好きなの。行きつけのゲイバーでもよくカラオケで歌っているし、所属しているドラァグクイーン・ディーバ・ユニット「八方不美人」の作曲家の先生に「どんな曲が歌いたい?」と聞かれたときも、嵐の楽曲を候補として挙げたほど。

 というわけで、今回、2021年12月31日をもって活動を休止することが決まっている嵐のシングル曲の中から、やはり独断と偏見でBEST10を選んでみたわ(一応順位をつけてはみたけど、どれも同じくらい好き)。

 「納得いかないっ」「私の好きなあの曲が入ってないっ」と思ったアラシックは、ぜひSNSやYahooのコメント欄などに、ご自身のBEST10を書いてみてね!

●10位 Happiness

 アタシが嵐の楽曲を好きなのは、5人の声の耳触りの良さはもちろん、どんなにポップでキャッチーな曲でも、隠し味みたいに、どこかに「翳り」が感じられる部分があって(一瞬だけマイナー調になるとか)、いろいろな感情を揺さぶられるから。この曲も、タイトル通り基本的にはハッピーなのに、聴きながら、ふと切なくなったりするのよね。

●9位 Beautiful Days

 ドラマ『流星の絆』の内容ともあいまって、イントロを聴いただけで、パブロフの犬のように、反射的に涙してしまう一曲。特に好きなのが、「いつまでも忘れないよ 忘れないよ」のところの、オケのコード進行。嵐のスタッフのみなさん、泣かせ方を本当によくわかっていらっしゃる……。

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8位は「春の名曲」が