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コロナ禍で利用者急増のママ友アプリ 開発者「リアルな友達づくりに役立てて」

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今後は「アジア展開も目指している」と話したカーティスさん(撮影/高橋奈緒・写真部)

今後は「アジア展開も目指している」と話したカーティスさん(撮影/高橋奈緒・写真部)

 コロナ禍での新しいママ友づくりの方法として、あるアプリが注目されている。未就学児の母親を中心に利用者を増やしているママ友マッチングアプリ「MAMATALK(ママトーク)」だ。2019年10月のリリース以来、マッチング件数は12万件を超える。開発したのは、ママ友づくりに苦労した経験を持つ現役ママのカーティス裕子さん(31)。その人物像に迫った。

【写真】最近芸能人の「ママ友」同士でトラブルを起こしたのはこの人

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――拠点はアメリカで、現在は日本に帰省中だとか。

新卒で外資系金融機関に入り、東京のオフィスで3年勤めた後、ニューヨークの本社転勤になったんです。同業他社に勤務するアメリカ人男性と出会って結婚し、2017年にアメリカで長男を出産しました。現在は2人目の出産を控え、コロナのこともあり、今は3歳の息子と2人で東京の実家で暮らしています。

――海外での出産は大変そうですね。

出産の当日まで、オフィスに出社して働いていました。アメリカでは産前産後を含め、育休は4カ月程度が一般的です。その間、給料が支払われるかどうかは会社によって違います。私が勤めていた会社は4カ月間は有給ですが、その後はすぐ仕事に戻らなければいけないので、「無給でもいいから」と休みを延長して在籍することは許されず、戻りたくなければ辞めるしかありません。産後に長く子どもと過ごしたいので、出産前はギリギリまで働く女性が多く、私も予定日の1週間前から自宅でリモート勤務する予定でした。ところが予定日2週間前の金曜日の夜、退社後に夫と外食中に陣痛が来て出産。結果的に丸4カ月、休むことができました。

――産休中の体験から「MAMATALK」の発想を得たそうですね。

産後1カ月検診を終えてから息子と2人で東京に帰省していました。当時私は28歳。大企業でバリバリ働いている大学時代の仲間よりも結婚・出産が早く、同じタイミングでママになった元からの友達がいなかったんです。新たにママ友を自分で作らなければいけない状況で、生後3カ月の赤ちゃんが集まる自治体のイベントに行ったのですが、そこで同じグループになったママたちとはその場限りの当たり障りのない育児話をしただけでした。「LINEグループ作ろうよ」とまとめ役を買って出る人もいなかったので、誰とも連絡先を交換せずに終わり、ちょっとがっかりして(笑)。そもそも、その日、その場所に気の合うママが偶然来ていて、友達になれるなんて運命的な確率ですよね。知り合ったママがどんな仕事をしているか、そもそも働いているのかなど、ママ自身の事情や価値観は初対面では聞きにくい雰囲気があります。それがアプリを通してなら解消できると思いつきました。


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