――文春のインタビューに応えて収束すると思っていたのなら、半年の謹慎はする必要がなかったのでは?

謹慎するということはこれだけのことをしたのでしなくてはなという思いがあったのと、この収束するというのは、報道が収束するのではないかという考えではありました。甘い考えですけれども。

――復帰するときに会見するというのは、その時に想定はなかった?

いや、その時はその時点でいついつ会見、いついつ復帰ということではなかったんですけど、会見をしてないということはあったので、復帰の時にするべきなんじゃないかという話はありました。

――世間の声があってこの会見になったとおっしゃいましたけれども。復帰の時に臨めば。

本当に確かに申し訳ないんですけれども、つじつま合わないですしね。大きな矛盾はあるとは思いますが、ご理解いただけると。

――はっきり言えないから曖昧になってしまう?

私の口からは言えないといいますか。なので、申し訳ないなと。

――それは渡部さん個人が甘いというわけではなくて、事務所の意思もそのような方向ですすめていた?

僕の意思というよりも、これだけのことなので話し合って、それぞれの意志では決められないことだと思いますので、話し合いは進めていました。

――順番を間違えてしまった感じがしますよね?

最初からすべて間違えていた。これに関して本当に反省しております。

――裏切られたという思いのファンもいると思いますが、ファンに対しての率直な思いは何かありますか?

本当に……大きな裏切り行為だと思いますし、不愉快にさせてしまって大変申し訳ないなと思いと……本当にそれに尽きますね。嫌な思いをさせてしまったなという。

――ファンがいる中でなぜこのような行為をしてしまった?

本当に至らない。僕の至らない、ダメなバカなところだったと思います。

――もう隠していることはないですか?

これ以上のことを本当に……。皆さんを裏切るようなことをしたらとんでもないことになるというのはわかっていますし。

――先ほど遊んでいい人だという紹介をされたと言っていましたけれども、それは出てくる3人?

えー。そういう認識でしたね。

――「笑ってはいけない」での復帰という話が出ていましたけれども、世間的には笑えないという感想のほうが多いですがそれに関してはどうとらえている?

そうですね……はい。申し訳ないです。

――芸人さんとして、こういうのをネタにするとかいじられるとかっていうことも予想されますよね。

もちろんそういうのはまだ先のことだと思いますし…復帰に関してはしっかり時期を考えて、復帰オファーがあっての復帰だと思っていますので、オファーがなければ一生復帰はできないわけで。そのへんに関しても一つ一つ丁寧に話し合っていきたいと思っています。

                       (AERA dot.編集部)

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