<中堅手>


■桑原将志(DeNA)

 プロ5年目の2016年に「1番・センター」としてレギュラーに定着し、2017年は一軍公式戦全143試合に出場して日本シリーズ進出に貢献。しかし、昨季は出場72試合と激しい外野手争いの中で出番を減らし、さらに今季は出場34試合で打率.139、1本塁打、2打点と、ほとんど存在感を示すことができなかった。だが広い守備範囲は大きな武器であり、ムードメーカーとしてもチームに欠かせない存在。三浦大輔新監督の信頼を勝ち取り、来シーズンは元気な姿を見せて欲しい。

<右翼手>
■平田良介(中日

 2018年にキャリアハイの打率.329をマークしたが、昨季は95試合の出場で打率.278と数字を下げ、今季は55試合で打率.235(3本塁打、17打点)とさらに成績が悪化。打撃不振と右肘痛に悩み、7月20日には戦線離脱となった。8月23日に一軍再昇格を果たしたが、9月26日に再び二軍落ちするなど、シーズンを通してコンディションが整わず、不甲斐ない成績でシーズンを終えた。チームは8年ぶりのAクラス入りを果たしたが、平田自身は手放しでは喜べなかったはずだ。