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「職場の飲み会文化が理解できない」と嘆く28歳女性に鴻上尚史がひもとく「中年おじさんの快感という既得権益」

連載「鴻上尚史のほがらか人生相談~息苦しい『世間』を楽に生きる処方箋」

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「職場の飲み会文化が理解できない」と不満を吐露する28歳女性。この疑問とどう向き合うべきかと問う相談者に、鴻上尚史がひもとく世間の謎ルール、「同じ時間を生きる」の意味することとは?

【相談84】職場の飲み会文化が理解出来ません(28歳 女性 第三観客)

 鴻上さん、初めまして。いつもほがらか相談室の回答と、「COOL JAPAN」を楽しく拝見しています。

 実は私には社会人になってからずっと理解出来ないことがあります。それは職場の「飲み会文化」です。

 就職してから何年か経ちますが職場では何度も飲み会がありました。別に私自身、そういった飲み会が大嫌いというわけではありません。会社から離れてご飯を食べながら上司や先輩、同僚と話すことで距離が縮まる場合があるのも知っています。

 ただ、社会で流れている「職場での飲み会は参加するのが当たり前」という風潮がどうしても理解出来ないのです。私の職場には「飲み会に出るのも仕事のうち」と言った人がいました。

 確かに、食事をしながら行う打ち合わせや会食を伴う商談、接待を目的としている飲み会であれば仕事に当てはまるでしょう。

 しかしそういった場合以外で仕事関係の人と飲みに行ったとしても、次の仕事に繋がるのは相手次第としか言いようがないのではないでしょうか。

 また、私の元上司は「次の日の仕事に遅刻しても、職場の飲み会には付き合うものだ」と言っていました。もはや意味がわかりません。仕事や、職場の人間関係にプラスになることが飲み会の意義ならば、二日酔いで遅刻して周りに迷惑をかけたら本末転倒ではないでしょうか。

 飲み会について、私にはもう一つどうしても理解出来ないことがあります。それは上席が「そろそろ解散しよう」と言わない限り、会を終わらせることが基本的には出来ないことです。私は正直、時間を決めずにだらだらと飲むのは好きではありません。どんなに遅くても日付が変わるまでには家に着いて、仕事の疲れを癒やしたいです。


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