56年ぶりの大改装「銀座駅」 光をまとった歴史と文化を表すデザインは必見 (2/4) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

56年ぶりの大改装「銀座駅」 光をまとった歴史と文化を表すデザインは必見

岸田法眼dot.#鉄道
「オリエンテーションサイン」として、天井に改札付近のランドマークが映し出された銀座四丁目交差点改札。銀座線は円形である(c)朝日新聞社

「オリエンテーションサイン」として、天井に改札付近のランドマークが映し出された銀座四丁目交差点改札。銀座線は円形である(c)朝日新聞社

丸ノ内線の数寄屋橋交差点改札のオリエンテーションサインは、チェリーレッド(赤色)の三角形。光柱で柱も赤く光っている(撮影/岸田法眼)

丸ノ内線の数寄屋橋交差点改札のオリエンテーションサインは、チェリーレッド(赤色)の三角形。光柱で柱も赤く光っている(撮影/岸田法眼)

日比谷線の中央改札のオリエンテーションは四角形。手前の光柱はシルバーホワイトで光る(C)朝日新聞社

日比谷線の中央改札のオリエンテーションは四角形。手前の光柱はシルバーホワイトで光る(C)朝日新聞社

銀座線100年の歴史がデザインされたホームの壁面(C)朝日新聞社

銀座線100年の歴史がデザインされたホームの壁面(C)朝日新聞社

■光で彩られた新しい銀座駅

 銀座駅のデザインコンセプトは、「憧れの街」「人と街をつなぐ光のゲートアベニュー」である。

(1)改札口
 6カ所ある改札は、「銀座の街の重厚感、上質感」を表現するため、黒を基調としたデザインで、ダウンライトにして光量を抑えたのが特徴だ。まるで非日常の世界にいるようだ。改札を出て、直接照明の光を浴びると、日常の世界に戻ったような感覚を受けるだろう。

 床や天井のデザインも凝っている。銀座線は床のタイル、天井のパネルは四角ながら、銀座四丁目交差点改札全体が円形になるようにデザインされている(ただし、銀座線の松屋方面改札はコンパクトな構造のため、円形になるようなデザインではない)。丸ノ内線は三角、日比谷線は四角に統一された。

 特に銀座線の銀座四丁目交差点改札、丸ノ内線の数寄屋橋(すきやばし)交差点改札、日比谷線の中央改札は、天井に「オリエンテーションサイン」と称する光のパネルがあり、当該改札付近のランドマーク(建物の近影)を映し出す。これにより、銀座の名所はどの改札を利用すればいいのか、ひと目でわかるようにしている。こちらも銀座線は円形、丸ノ内線は三角、日比谷線は四角で、統一性を図った。

 なお、ランドマークの背景ライティングは4種類あり、初電から7時までは朝、7時から16時までは日中、16時から19時まで夕方、19時から終電までは夜をイメージしている。

 リニューアルの目玉といえるのは光柱で、各線の改札口、乗り換え路線の最寄りとなる階段付近に設けた。内訳は銀座線57本、丸ノ内線49本、日比谷線24本で、乗り換えの路線をよりわかりやすくしている。

色は下記の通り。

・銀座線:ラインカラーのオレンジイエローではなく、現行車両1000系の車体カラー(フルラッピング)を表すレモンイエロー。

・丸ノ内線:ラインカラーのスカーレットに準じたチェリーレッド。

・日比谷線:ラインカラーのシルバーに準じたシルバーホワイト。

 光柱のガラスには、各線の路線記号(銀座線はG、丸ノ内線はM、日比谷線はH)の模様を無数に並べている。


トップにもどる dot.オリジナル記事一覧

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい