「西岡はいろいろな意味で『プロ』。コロナ禍で大変な時期、川崎と2人で野球界を盛り上げることが重要と考えてこの時期に再契約を交わした。もちろん自身の現在地をわかっていて、NPBでもプレーできる位置にいると信じている。注目を浴びれば、それだけ関係者の目に付きやすくチャンスも広がる。川崎は計算なき『野球小僧』。野球がしたくなっただけで、深いことは考えていないのではないか(笑)。毎日、野球ができるのなら、イチローとの草野球でも良いという男。お互いの人間性や野球人のスタイルが出ていて面白い」(在京テレビ局スポーツ担当)

「ルーキーの時からまとっている雰囲気が違い、とんでもない選手がいると思った。しかし会ってみると可愛い存在。自分にないものをたくさん持っている」(川崎)

「04年に盗塁王を取ったことをよく覚えていて目指すべき存在にしていた。性格が自分とは全く逆で、僕にとっては人間として勉強できる方」(西岡)

 お互いのプレースタイルや考え方は異なる2人だが、なぜか意気投合する良いコンビ。独立リーグだけで終わるようではもったいない。可能ならば2人セットでどこかのNPBチームが獲得しないものだろうか。話題になっている新庄剛志とともに、気になるレジェンドたちである。