一方、アンタッチャブルの山崎とはこれまで何度も共演してきた周知の仲。

「ザキヤマさんは、頭の回転が早くて、僕が答えづらいなと思う質問があった時には一瞬で僕の心を読んでくれて、『こういう場合だったらどう?』ってフォローをいれてくれるんです。困ったときはいつも助けてくれるいいアニキって感じです。今回も安心して全てを委ねられました。世の中の状況が良くなったら、みんなで集まって打ち上げをしたい。アンタッチャブルのお二人は忙しいので、僕からはなかなか言い出しづらいので、逆に誘っていただきたいです。『今度ご飯行こうよ』って。そうしたらすぐにでも駆けつけます」

 ライブパートでは、カバーアルバムにも収録されているwacciの『別の人の彼女になったよ』を熱唱した。

「この曲って、20代の頃の恋愛を思い出すんですよ。僕も曲の主人公のようなことをしてたなって。でも、思うんですよ。付き合っていた人と別れて違う人と付き合って、またヨリを戻しても、結局みんな別れちゃうんじゃないかなって。だって、別れた原因になった部分は直らないですもん。人間、そんなに劇的には変わらない。この曲を歌うたびに、それを思います(笑)」

 では、ジェジュン自身は、元カノと復縁することはないのだろうか。

「ないですね(きっぱり)。別れた人とは一生会わないか、友達になるかのどちらか。友達にはなれますよ。僕が振ったとしても振られたとしても。一度恋人同士になったということは縁があるということなので、その縁は大切にしたい。相手に彼氏ができても全然平気。『最近、彼氏とどう?』とか聞いちゃいます。最近、こういう理由であんまりうまくいってないんだとか泣き言言われたら、『俺、彼氏の気持ちわかるなあ。男ってそういうの好きじゃないもん。だから気をつけて。俺も嫌だったから』とか、サラッと当時の自分の気持ちを言っちゃったりもします(笑)」
 
 10月8日には、新曲『BREAKING DAWN』が配信された。ジェジュンがリスペクトするHYDEがプロデュースを手がけた曲だ。

「もう何年も前に、個人的に曲作りをお願いしたことがあったんです。その時、『俺は曲作りに時間がかかる方で、いいタイミングで渡せるかわからないからなあ』ってやんわり断られたこともあって、それからは『曲を作ってほしい』とは言い出せずにいました。それが今年に入って、ご本人から急に『はい、お前のための曲だよ』って。本当にびっくりしましたし、ありがたいと思いました」

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