「一方で多国籍の講師がいると、ネイティブからフィリピンを含めた非ネイティブまで、さまざまな国の英語を聞くことができます。国によってアクセントは違うので、どんな英語が伝わりやすいのかなど、勉強になります。また、多様な文化にも触れられるので、楽しいですね」

 ただ、ネイティブ講師のレッスンを受講するとなると少し料金が高くなる傾向がある。非ネイティブプランとネイティブプランを用意する会社もあるが、ネイティブプランは総じて料金がアップする。

■コイン制は受講数を調節できて経済的

 次にポイントになるのが「料金形態」。現在、総合的なサービスを提供するオンライン英会話の月額費用は6000 円から2 万円強だ。「料金形態は大きくわけて二つあります。一定期間に決まった金額を払う定額制か、月ごとにコインが付与されるコイン制です」

 定額制は、月ごと・年ごとに一定額を支払えば毎日または期間中に決まった回数を受講することができる(回数無制限のところもある)。一方、コイン制はポイント制、チケット制とも呼ばれる。支払った料金がそのままコインに換算され、1 レッスンごとにコインを支払う仕組みだ。講師の国籍やレベルによって1 レッスンで使用するコイン数が変動するため、受講できる回数が変わる。

「遊園地などでチケットを購入して、乗り物ごとに必要な枚数が変わるのと一緒ですね。ネイティブやベテランの講師だとコインが多く必要になる場合が多いです。なかには、定額制とコイン制の両方あるところもあります」

次のページ