捕手は「併用」が主流に? 各球団のスタメン選手から“傾向”を探る (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

捕手は「併用」が主流に? 各球団のスタメン選手から“傾向”を探る

このエントリーをはてなブックマークに追加
西尾典文dot.
今季は巨人の捕手で最もスタメン出場が多い大城卓三(画像は読売ジャイアンツからの提供写真)

今季は巨人の捕手で最もスタメン出場が多い大城卓三(画像は読売ジャイアンツからの提供写真)

 野球で扇の要とも言われる捕手。かつては野村克也などごく一部を除いてとにかく守備が重視されるポジションだったが、90年代以降は古田敦也、城島健司、谷繁元信、阿部慎之助などの打てる捕手がいるチームが覇権を握る時代が続いた。

【写真】「平成で最もカッコいいバッティングフォーム」はこの選手!

 しかし今シーズンを見てみると、両リーグで規定打席に到達しているのは森友哉(西武)の一人だけ。その森も9月以降はスタメンを外れることが増えており、今では完璧なレギュラーとは言えない状況となっているのだ。改めて12球団の捕手でスタメン出場した試合数をまとめると以下のようになった。

【セ・リーグ】

・巨人
大城卓三:53試合
炭谷銀仁朗:30試合
小林誠司:4試合
岸田行倫:3試合

・DeNA
戸柱恭孝:52試合
伊藤光:14試合
高城俊人:14試合
嶺井博:13試合

・阪神
梅野隆太郎:70試合
坂本誠志郎:12試合
原口文仁:9試合

・広島
会沢翼:45試合
坂倉将吾:32試合
磯村嘉孝:11試合
石原慶幸:2試合

・中日
木下拓哉:48試合
郡司裕也:16試合
A.マルティネス:15試合
加藤匠馬:13試合

・ヤクルト
西田明央:46試合
中村悠平:12試合
古賀優大:12試合
嶋基宏:11試合
井野卓:5試合
松本直樹:4試合


【パ・リーグ】

・西武
森友哉:68試合
岡田雅利:12試合
柘植世那:10試合

・ソフトバンク
甲斐拓也:73試合
高谷裕亮:18試合
九鬼隆平:1試合

・楽天
太田光:51試合
足立祐一:25試合
下妻貴寛:13試合
堀内謙伍:2試合
石原彪:1試合

・ロッテ
柿沼友哉:46試合
田村龍弘:41試合
佐藤都志也:3試合
江村直也:2試合

・日本ハム
宇佐見真吾:44試合
清水優心:39試合
石川亮:8試合
鶴岡慎也:1試合

・オリックス
若月健矢:54試合
伏見寅威:30試合
松井雅人:8試合

 12球団中8球団で4人以上の選手が先発マスクをかぶっているのだ。全試合の7割以上でスタメン起用されている選手は梅野、森、甲斐の3人だけ。森も後半戦はスタメンを外れることが多く、正捕手が確立できているのは阪神とソフトバンクの2球団だけと言えるだろう。ここまで少ないのは過去にも例のないことである。


トップにもどる dot.オリジナル記事一覧

続きを読む

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい