高見沢俊彦(C)朝日新聞社
高見沢俊彦(C)朝日新聞社

 今年でデビュー46周年を迎えたTHE ALFEE。毎年恒例となっている秋のライブツアーは残念ながら新型コロナウイルスの影響で開催を断念したが、代わりにネット配信番組の立ち上げが決まり、10月から5カ月間にわたって配信する予定だという。生配信ではメンバーのトークをはじめ、視聴者もチャットで参加できるということもありファンの間で話題となっている。

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 長寿バンドながら、変わらぬ人気を誇るTHE ALFEE。なかでも、特にきらびやかなルックスで異彩を放つのがリーダーの高見沢俊彦(66)だろう。最近、出演したバラエティ番組では(「有吉反省会」日本テレビ/9月5日放送)、王子様キャラの思わぬポンコツぶりが明かされ、ネットをザワつかせた。

「ギター以外は何もできないことを反省しに参りました」と述べた高見沢。たとえば、料理企画ではボウルの中に器を落として割ってしまったり、カツ丼を作る際は玉ねぎを切らずに丸ごと鍋に1個入れてしまったり……。当の本人は、レシピに「(玉ねぎを)切るって書いてなかったんですよ」と主張し、「入れた瞬間にパラッとなると思った」と勝手に玉ねぎがバラバラとなると考えていたと明かし、スタジオの笑いを誘っていた。

 ほかにも、飛行機を降りた際に、耳に違和感を覚えて大騒ぎしたところ、イヤホンの先が耳についたままだったことや、デモテープを忘れたと思ったらブーツの中に入っていたなど爆笑エピソードは枚挙にいとまがない。あまりの面白さに、MCの有吉弘行は「これ毎週見たいわぁ」と漏らし、共演したバカリズムも「『高見沢くん』っていう四コマ漫画連載して欲しいですね」と、続編を希望していた。SNSでも「久々におなか痛くなるほど笑った」「タカミー、最高すぎるw」など、反響の声が多くあがっていた。

「高見沢さんの天然ぶりはライブでも炸裂することが多く、ファンの間ではおなじみのものとなっています。たとえば、肝心のギターを持ち忘れてステージに登場したり、長いステージを走れば転倒したり。野外ステージではギターに止まった蛾をピックと間違えて慌て驚くかわいい姿も。また、回転しながらギターを弾いているうちに、ステージから落下したなんてこともありました」(音楽情報サイトの編集者)

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高梨歩

高梨歩

女性ファッション誌の編集者など経てフリーライターに。芸能やファッション、海外セレブ、育児関連まで、幅広いジャンルを手掛ける。活動歴は約20年。相撲フリークの一面も。

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王子キャラを辞めたいときも