彼ら以外にも、過去現在も含めて、田原豊(187cm)、豊田陽平(185cm)、長沢駿(192cm)、都倉賢(187cm)、皆川佑介(186cm)、鈴木武蔵(186cm)、小川航基(186cm)といった名前が挙がる。その中でも、現時点では身長188cmの長身を生かしたヘディングとポストプレーを武器に日本代表で国際Aマッチ通算44試合27得点を奪った“アジアの大砲”こと、高木琢也を超える実績を残した日本人の大型FWは、未だに現れていないと言える。

 釜本邦茂が179cm、高原直泰が181cmで、大迫勇也が183cm。彼らがプラス10cm、いや5cmでも高ければ、さらにスケールアップしたプレーが可能となり、相手に与える恐怖心は増幅する(したはず)。現在18歳、188cmの中島が、これまで日本サッカー界待望の大型FWとして世界に羽ばたけるか。彼の“ビッグマウス”通りの活躍と成長を、是非とも期待したところだ。