妻と結婚して18年、息子が生まれて5年…声に出して笑った鈴木おさむの小さな“事件”

1970年生まれの団ジュニたちへ

鈴木おさむ

2020/09/24 16:00

 ただね、とてつもなく勢いよく吸っていくし、タオルだったら、もうちょい手間がかかったと思うんです。だから妻の選択としては合っているんです。

 だけど、なんでしょう、そのTシャツとね、自分が重なって見えたというか……

 そしたら息子が大爆笑したんです。「とうとのTシャツがおしっこだらけだー」と。その顔を見た妻も笑って、ついでに僕も笑ってしまいました。

 Tシャツ側の立場からしたら、まさか自分が子供のおしっこを吸い取るとは思ってなかったとは思いますが、最後の最後に、ただ捨てられるだけじゃなくて、おしっこを吸って、そしてそのおかげで、家族3人に笑いがこぼれたのを見てたとしたら、最後にひと仕事できたと思ってくれてるのかなと思ったりしまして。

 日本中に、世界中に、いろんな家族の形があると思います。よく結婚式で「みんなで笑いの絶えない家族に~」とか言いますが、家族みんなで一緒に声を出して笑うことって思ってるよりも少ないと思います。そう考えると、日常の忙しくてピリピリする朝の時間に、こうやって笑えることって、ありがたいなと感じます。

 おしっこだらけになったTシャツさん、ありがとう、さようなら。

鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。パパ目線の育児記録「ママにはなれないパパ」(マガジンハウス)が好評発売中。10/31スタートのテレビ朝日系ドラマ「先生を消す方程式。」の脚本を担当。バブル期入社の50代の部長の悲哀を描く16コマ漫画「ティラノ部長」の原作を担当し、毎週金曜に自身のインスタグラムで公開中

鈴木おさむ

鈴木おさむ

鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。パパ目線の育児記録「ママにはなれないパパ」(マガジンハウス)が好評発売中。毎週金曜更新のバブル期入社の50代の部長の悲哀を描く16コマ漫画「ティラノ部長」と毎週水曜更新のラブホラー漫画「お化けと風鈴」の原作を担当し、自身のインスタグラムで公開中。YOASOBI「ハルカ」の原作「月王子」を書籍化したイラスト小説「ハルカと月の王子様」が好評発売中。作演出を手掛ける舞台「もしも命が描けたら」が9/3〜5兵庫芸術文化センター阪急中ホール、9/10〜12穂の国とよはし芸術劇場PLAT主ホールにて上演。

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