そして第1位は、湘南の新加入FWタリクになるだろう。現役ノルウェー代表で、代表通算60試合出場10得点の実績を持ち、一瞬のスピードと左右両足からの強烈なシュートが武器の点取り屋との触れ込みだったが、Jのピッチでは、これまで実力を発揮できずにいる。今シーズンは16試合中、スタメン出場3試合で途中出場8試合。唯一、7月26日の川崎F戦でオーバーヘッド弾を決めたが、その他の試合では決定機を外すシーンが目立って無得点。今季出場445分で1得点という数字は、なんとも寂しい限り。FWは結果がすべてで、結果とは得点を取ること。期待が大きかった分、現時点でのワースト1位としたい。

 今回は、今シーズンのこれまでのパフォーマンスで選手たちを査定したが、まだまだ残りの試合も決して少なくない。「ベスト3」として挙げた選手は継続しての活躍、「ワースト3」で触れた選手は、これからの奮起に期待したい。